会社の現在地を把握するSWOT分析 [3分で解説]

2023年7月12日

SWOTの意味

SWOTとは何を指すのかから始めましょう。

SWOTとは

「強み(Strengths)」

「弱み(Weaknesses)」

「機会(Opportunities)」

「脅威(Threats)」

の頭文字をとったものです。

SWOTそれぞれどんな内容?

  1. 強み(Strengths): 会社が持つポジティブな内部要素で、競争優位性を生み出します。
    たとえば、専門的なスキル、特許、強力なブランドイメージなどが挙げられます。
  2. 弱み(Weaknesses): 会社にとってネガティブな内部要素で、競争優位性を損ないます。
    例えば、スキル不足、財務上の問題、弱いブランドイメージなどです。
  3. 機会(Opportunities): 会社が利用できるポジティブな外部要素です。
    市場の成長、競争者の弱点、新しい技術などが含まれます。
  4. 脅威(Threats): これらは組織にとってネガティブな外部要素で、成果を損なう可能性があります。新たな競争者、規制の変更、経済の不況などがこれに該当します。

SWOT分析がビジネスに及ぼす影響

SWOT分析を行う時は、これらの要素をリストアップし、それぞれの要素がビジネスにどのように影響を及ぼすかを考察します。これにより、会社の現状を理解し、将来の戦略を計画するのに役立ちます。

会社やプロジェクトによって、強み、弱み、機会、脅威は異なります。

だからこそ、SWOT分析は独自性があり、会社の現在地を客観的に理解するための有効なツールとなるのです。

SWOT分析は1人でやらない!

年末の経営指針発表会の際に全社員でSWOT分析を行い、半年たった現在、再度SWOT分析を行います。その際に社員に説明するために作成したものを公開しました。
SWOT分析は、社長1人で行っても視野が狭くなり、なかなか現在地の確認にも至りません。社員の意見を収集することで、現在地を見出すことができます。