Googleが開発した新しいAI搭載IDE「Antigravity(アンチグラビティ)」。自律型AIエージェントに複雑なコーディングを任せられる画期的なツールですが、「モデルの選択肢が多くて、どれを選べばいいかわからない……」と悩んでいませんか?
結論から言うと、「タスクの複雑さ」と「スピード」のどちらを重視するかでモデルを使い分けるのが正解です。
この記事では、Antigravityで利用できる各AIモデルの特徴と、具体的な場面ごとの選び方を分かりやすく解説します。
Antigravityで利用できるAIモデル一覧
現在(パブリックプレビュー版)、AntigravityではGoogleの純正モデルだけでなく、他社の強力なモデルもサポートされています。
- Google標準モデル: Gemini 3.1 Pro、Gemini 3 Flash
- Anthropicモデル: Claude Sonnet 4.6、Claude Opus 4.6
- オープンソースモデル: GPT-OSS-120B
これだけあると迷ってしまいますが、それぞれの得意分野を知れば選びやすくなります。
【場面別】どのモデルを選択するべきか?
それでは、具体的な開発シーンに合わせて、おすすめのモデルをご紹介します。
1. 日常的なコーディング・スピード重視の場面
おすすめ:Gemini 3 Flash、Claude Sonnet 4.6
ちょっとした関数の追加や、簡単なバグ修正、コードのフォーマット調整など、サクサクと作業を進めたい場合は、応答速度に優れたモデルが最適です。
特に「Gemini 3 Flash」は軽量でレスポンスが早いため、思考を止めることなく開発を進められます。「Claude Sonnet 4.6」もコーディングの精度と速度のバランスが良く、日常使いに非常に適しています。
2. 複雑な機能設計・高度な推論が必要な場面
おすすめ:Gemini 3.1 Pro、Claude Opus 4.6
新しい機能のアーキテクチャ設計や、原因不明の複雑なバグの解決、複数ファイルにまたがる大規模なリファクタリングなどには、推論能力の高いモデルを選びましょう。
Antigravityの標準高性能モデルである「Gemini 3.1 Pro」は、複雑なタスクを自律エージェントに委任する際に高い精度を発揮します。また、論理的な思考に定評のある「Claude Opus 4.6」も、難解なロジックを組む際に頼りになります。
3. オープンソース環境のテスト・特定用途
おすすめ:GPT-OSS-120B
特定のオープンソースモデルの挙動を確認したい場合や、将来的なローカル環境への移行を見据えたテストなど、少し特殊な用途には「GPT-OSS-120B」を選択すると良いでしょう。
迷った時のベストプラクティス
もし「どのモデルから始めればいいか全くわからない」という場合は、以下のステップで進めるのがおすすめです。
- まずは標準の「Gemini 3.1 Pro」をメインに使う。
- Gemini 3.1 Proには「寛大なレート制限(利用回数の上限)」が設定されていますが、制限に近づいたり、より速いレスポンスが欲しくなったら「Gemini 3 Flash」に切り替える。
- Antigravity特有のコントロールセンターである「マネージャービュー」を活用し、複数のエージェントに別々のモデルを割り当てて並行作業させてみる。
まとめ
Antigravityでのモデル選びのポイントをまとめます。
- スピードと軽さ: Gemini 3 Flash、Claude Sonnet 4.6
- 複雑な設計と高精度: Gemini 3.1 Pro、Claude Opus 4.6
- 迷ったら: まずはGemini 3.1 Proからスタート
Antigravityは現在パブリックプレビュー期間中であり、これらの強力なAIモデルを無料で試すことができます(※正式リリース時は有料化の可能性が高いため注意が必要です)。
まずは色々なモデルにタスクを投げてみて、エージェントが生成する実装計画やコードの質を比較しながら、ご自身の開発スタイルに合った最適なモデルを見つけてみてください!
