プライバシーポリシーとは
プライバシーポリシーとは、サイト上で集めた個人情報をどのように利用するかを示したものです。
事業者が自社における個人情報の利用目的、管理方法についてどのような方針を取っているかを明記します。
個人情報保護法では、「利用目的」「第三者提供」「保有個人データに関する事項」などに対する規制があり、ユーザーから個人情報を取得した際には一定の事項について共有しなければなりません。
プライバシーポリシーの目的
プライバシーポリシーの作成は事業者の義務です。
プライバシーポリシーの目的は「個人情報の利用目的を通知する」こと。
プライバシーポリシーに、何のために個人情報を利用するのかを明記することで、ユーザーに安心感を与える役割を持っています。
個人情報は「生存に関する個人の情報」で「氏名や生年月日により特定の個人を識別できるもの」と定められており、検索履歴や位置情報は一般的に個人情報には含まれないと考えられています。
プライバシーポリシーによって会社が負う責任
個人情報保護法18条において、事業主が個人情報を取得する場合は、個人情報の利用目的を本人に伝えることが義務付けられています。
「個人情報取扱事業者は、個人情報を取得した場合は、あらかじめその利用目的を公表している場合を除き、速やかに、その利用目的を、本人に通知し、又は公表しなければならない。」
平成十五年法律第五十七号 個人情報の保護に関する法律
その為、サイト内にプライバシーポリシーがない場合、個人情報保護法に違反する恐れがあります。
また、プライバシーポリシーに明記していない利用目的で個人情報を利用することはできません。
これも個人情報保護法に違反する恐れがある為、プライバシーポリシーを設定する時には慎重に考える必要があります。