「来週の打ち合わせ、どこか空いてる?」と聞かれたとき、
カレンダーを目視で確認して、
移動時間も計算して、
候補日をリストアップする……
そんな作業に時間を取られていませんか?
実は、Google WorkspaceのAI機能(Gemini)を活用すると、チャット形式で話しかけるだけで、AIがあなたの代わりにカレンダーを確認し、最適な日程を提案してくれます。

目次
GoogleカレンダーのAI日程調整とは?
Googleが提供する生成AI「Gemini(ジェミニ)」は、GoogleカレンダーやGmail、Googleドライブなどのアプリと連携(拡張機能)することができます。
この機能を有効にすると、Geminiはあなたのカレンダー情報にアクセスし、「予定の確認」「空き時間の検索」「予定の追加」などを、人間と同じような感覚で行ってくれるようになります。
具体例:移動時間を含めた高度な調整ができる
単に「空いている時間」を探すだけなら従来の機能でも可能ですが、AIの強みは「条件を含めた複雑な検索」ができる点にあります。
例えば、以下のような具体的な指示をGeminiに出すことができます。
「来週移動時間を片道40分で、1時間の打ち合わせの時間を取れるのはいつですか?候補を出してください」
これに対し、Geminiはカレンダーの空き状況だけでなく、移動時間(往復80分)と会議時間(60分)の合計「2時間20分」が確保できる枠を探し出し、次のように回答します。
来週(2月2日~2月8日)の予定を確認しました。移動時間(往復80分)と打ち合わせ時間(1時間)の合計2時間20分を確保できる候補日程は以下の通りです。
- 2月2日(月)
11:30~14:00の間(次の予定が14:00からのため、ギリギリ確保可能です) - 2月6日(金)
09:30~16:30の間(この時間帯は空いています)
他の曜日(火・水・木)は予定が詰まっており、まとまった2時間20分の空き時間を確保するのが難しい状況です。上記の日程で調整はいかがでしょうか?
ここがポイント
- 計算してくれる:「片道40分」という情報から「往復80分」を計算し、会議時間と合わせて必要な枠を算出しています。
- 文脈を理解する:「次の予定が14:00からだから、ここはギリギリ入る」といった、人間のような判断ロジックが含まれています。
- 要約してくれる:空いていない曜日についても「予定が詰まっている」と状況を教えてくれます。
どうやって使うの?仕組みと利用条件
この機能を利用するには、Google Workspaceで「Gemini」が利用可能なプランを契約し、「Google Workspace 拡張機能」を有効にする必要があります。
利用に必要なもの
- Google Workspace アカウント:Gemini Business / Enterprise アドオンなどが必要です。
- (個人の場合):Google One AI プレミアム プランなどの契約が必要です。
仕組み
- Gemini(チャット画面)を開く
- 設定で「Google Workspace 拡張機能」がオンになっているか確認する
- チャット欄に「@Google Calendar」と入力するか、自然に「カレンダーを調べて」と話しかける

まとめ
GoogleカレンダーでのAI日程調整は、単なる自動化ツールを超え、「秘書のように文脈を理解して提案してくれる」機能です。
特に「移動時間を含めて候補を出してほしい」「来週の空き時間をメールの下書きにして」といった複合的なタスクで真価を発揮します。Google Workspaceを利用している方は、ぜひGeminiに話しかけて、日程調整の時間を短縮してみてください。
