あなたはどんなWEBサイトを作りたい?目的別にサイトの形態をご紹介

2022年2月25日

ホームページの制作は、目的に応じてさまざまな形態があります。

例えば

「サービスを伝えたい」
「名刺代わりのサイトを作りたい」
「問い合わせ・予約などを取りたい」
「求職者を募りたい」

などさまざまな目的があります。

今回は目的別でサイトを解説いたします。

コーポレートサイト

これは企業を紹介するサイトを指します。

名刺代わりのサイトと呼ばれたりします。

ターゲットとしては

  • 商品やサービスを受けたいお客様
  • お取引先のご担当者
  • 銀行のご担当者

など多くの方をターゲットにしたサイトになります。

ここで重要なのは「この企業が何をやっているのか?」「どんな企業なのか?」を伝えるサイトであることです。

ネット上に会社の看板やパンフレットを掲載するというイメージを持つとわかりやすいかもしれません。

コンテンツ例

  • 会社概要
  • 事業内容
  • 経営理念
  • アクセス
  • 代表あいさつ

この「名刺代わりのサイト」はターゲットが多すぎるため決定力が弱く、またページ数も少ないためSEOも強くありません。

名刺代わりのサイトを制作した後はお取引のある会社にURLやQRコードなどでサイトの宣伝をする必要があります。

ランディングページ

主にお問い合わせや予約をしてほしい方に作るホームページです。

「よりお問い合わせをしてもらうこと」を重視したサイトづくりになります。

お問い合わせ、予約など、成約達成を前提としたサイトのため、サービスの良さを伝えていく必要があります。

コンテンツ例

  • キャッチコピー
  • サービスの特徴
  • 当社の強み
  • サービスのメリット
  • サービスを受けるまでの流れ
  • お客様の声
  • CTR(コールトゥーアクション)

ランディングページという作り方で対応します。
ランディングページはページ遷移をさせず、縦長の1ページのみで構成します。

SEOが弱くなってしまうため、必ずネット広告での集客を前提としましょう。

サービスサイト

ホームページでサービス内容の説明やメリットを紹介するサイトです。
弊社にご依頼される会社様のほとんどがこの形でサイトを作っています。

サービスの特徴やメリットを明示し、読みすすめるごとにサービスの内容が理解でき、ユーザーが持つ不安を払拭できる様に作る必要があります。

コンテンツ例

  • サービスの特徴
  • 弊社のつよみ(他社との差別化)
  • サービスを受けることで得られるメリット
  • サービスを受けるまでの流れ
  • お客様の声
  • 施工事例、制作事例

ランディングページのコンテンツと内容が変わりませんが、サービスサイトでは複数ページにまたがりサイトを作ることが特徴です。

クリックやタップして読みすすめやすいことを前提につくりましょう。

サービスページの具体的な作成方法は以下のブログをご覧ください。
WEBマーケティングの視点でサービスページを作ろう

ブランディングサイト

自社やサービスのブランディングを目的としたサイトです。

例えばオーガニック食品を取り扱っている会社様の場合、オーガニックなイメージに沿ったデザインやわかりやすいキャッチコピー、顧客に対するメッセージ、ブランドコンセプトなどが主なページになります。

機能面より感情面をくすぐるサイトづくりになります。

コンテンツ例

  • ブランドコンセプト
  • お客様へのメッセージ
  • サービスへのこだわり
  • お客様の声

ブランディングを目的にしているサイトですが、サイトのみの運用ではなかなかブランドは確率されにくいのが現状です。

ホームページで積極的に発信したり、SNSに投稿したり、コミュニティに参加し、なおかつコミュニティを作る気概で挑む必要があります。

採用サイト

自社の求人を目的としたサイトになります。

この採用サイトは求職者に向けたサイトとなりますので、自社の職場の特徴や、自社で働く魅力などを明示する必要があります。

読みすすめるうちに働いているイメージができるようにサイトを作成していくことがポイントとなります。

コンテンツ例

  • 求める人材
  • 当社で働く魅力
  • 先輩インタビュー、先輩の声
  • 1日の流れ
  • 募集要項

採用サイトでは自社の採用戦略と合っているかが重要です。

もし自社戦略と合っていない採用サイトが出来上がってしまった場合、「入社はしたが思っていた職場環境ではなかった」と離職率が上がってしまうこともあります。

求めている人材や、実際に働いている人の声を公開し、自社にあった人材とマッチングできるようにつとめましょう。

ECサイト

ECサイトは商品を販売する機能をつけたウェブサイトのことを指します。

ユーザーは欲しい商品をカートに入れ、決済し購入することができる機能が必要となります。

コンテンツ例

  • ログイン
  • 新規登録
  • 商品一覧
  • 商品詳細
  • カート
  • 決済
  • 商取引法

ECサイトは様々なプログラムが絡み合うホームページですので、制作単価があがります。

また、ECサイトのみでSEOの上位をとる事は難しく、お役立ち情報の掲載や広告で集客をおこなう必要があります。

まとめ

今回はサイトのパターンをご紹介いたしました。

実際は複数のパターンが入り混じったサイトを作ることが多く、

“サービスサイト”を作れば運営会社を明記するために”会社概要”のページを作ったり “コーポレートサイト”の中に”採用ページ”も作りたい

などクライアント様によってご要望はさまざまです。

すべての要望を叶えようとすると、ページ数が膨れ上がるため予算も制作時間もかかります。

ですので、まず「このサイトの目的、訪れたユーザーにどういう行動を取ってもらいたいか」を明確にし、その軸を元にサイトを作るよう心がけましょう