WordPressからnoteへ記事をインポートする際、投稿日を過去のまま(WPで公開した日時のまま)に設定して公開することには、メリットとデメリットの両方があります。
何を重視するかによって、どちらが良いかが変わってきます。
目次
🟩 メリット(過去の日付で公開する利点)
- コンテンツの時系列・文脈を維持できる
- ブログは時系列に沿って書かれていることが多い(例:イベントレポート、当時の考察など)。公開日をそのままにすることで、読者が「いつ書かれた記事か」を正しく理解でき、文脈を損なわずに読んでもらえます。
- 過去の実績や活動履歴を示せる
- 「これだけ前からこのテーマについて発信していた」という実績や、活動の歴史を(note上でも)示すことができます。
- 情報の「鮮度」を正直に伝えられる
- もし記事の内容が古い情報に基づいている場合、あえて過去の日付で公開することで、読者に「これは当時の情報である」と正直に伝えることができます。
🟥 デメリット(過去の日付で公開する欠点・注意点)
note内での露出が大幅に減る(最重要)
- noteのプラットフォームは、基本的に「新しく投稿された記事」をタイムラインや「新着」カテゴリ、おすすめなどで優先的に表示します。
公開直後の反応(スキやコメント)を得にくい
- 過去の日付で投稿すると、noteのシステム上「新着記事」として扱われません。そのため、フォロワーのタイムラインに流れにくく、新しい読者の目に触れる機会がほぼなくなってしまう可能性が高いです。
読者が混乱する可能性
(もし何らかの方法で読者が記事を見つけた場合)プロフィールページの時系列が乱れたり、古い日付の記事が突然(読者にとっては)現れたりすることで、少し混乱させてしまうかもしれません。
🤔 まとめ
「noteのプラットフォーム上で新しく読者に見つけてほしい」 「フォロワーに新着記事として読んでほしい」 という目的が強い場合は、過去の日付で公開するデメリット(露出減)が非常に大きいです。
逆に、 「あくまで過去のコンテンツの保管庫(アーカイブ)としてnoteを使いたい」 「時系列が崩れる方が問題だ」 という場合は、過去の日付のまま公開するメリットが上回るかもしれません。
もし「読者には読んでほしいが、時系列も示したい」という場合は、
- インポート時に投稿日を**「現在の日付」**に設定して(新着として)公開し、
- 記事の冒頭に「この記事はXXXX年XX月XX日にWordPressブログで公開した内容を再編集(または転載)したものです」
と明記するのが、最も現実的でデメリットの少ない方法かもしれません。
ご自身のnoteの運用方針に合わせて、どちらを優先するか決めることをお勧めします。
