ホームページの経年劣化ってあるの??「経年劣化」がビジネスに与えるヤバい影響と簡単な対策ホームページの経年劣化ってあるの??

2025年6月3日

「ホームページって一度作ったら終わりでしょ?」 そう思っていませんか?

実は、物理的な建物や家具と同じように、ホームページにも時間の経過とともに品質や機能が落ちていく「経年劣化」があるんです。

見た目がちょっと古くなるだけならまだしも、
この経年劣化、放っておくとビジネスに深刻な影響を与えてしまう可能性があるんです。

ホームページの役割を簡単に動画で約1分まとめていますのでご確認ください!

「具体的に何が問題なの?」「どうすればいいの?」

大丈夫!この記事では、ホームページの経年劣化がどれだけ無視できない問題なのか、そして今すぐできる簡単な対策を、分かりやすくお伝えしますね。

ホームページの経年劣化、放っておくと「こんなにヤバい」んです

ホームページの経年劣化は、表面的なことから技術的な問題、情報が古くなることまで、いろんな形で現れます。

これがあなたのビジネスにこんな悪影響を与えちゃうんです。

「古っ…」と思われて企業イメージダウン

ホームページは、お客さんがあなたと初めて出会う「会社の顔」です。

デザインが古かったり、
文字が崩れてたり、
挙句の果てにブラウザに「安全ではありません」なんて警告が出たら…。
「この会社大丈夫かな?」って不安や不信感を与えて、信頼性が下がってしまいます3。

検索しても出てこない!お客さんが来なくなる

多くの人は検索エンジンを使って情報にたどり着きます。

でも、
ホームページの情報がずっと更新されてなかったり、
スマホで見にくかったり、
表示がめちゃくちゃ遅かったり、
検索エンジンに「古いサイトだ」「使いにくいサイトだ」と判断されて、検索結果の上位からどんどん下がってしまうんです…。

結果、お客さんがあなたのサイトを見つけられなくなって、集客のチャンスを逃してしまいます。

サイトを見たお客さんが0.3秒で帰っちゃう

サイトが使いにくかったり(UI/UXの悪化)、
探してる情報が見つからなかったり(情報の古さ・導線の不明瞭さ)、
ページが開くのが遅かったり、

そうなるとお客さんはすぐにイライラして他のサイトに行ってしまいます…。

これって、せっかく来てもらったお客さんを自分で追い返してるようなもの…。

ビジネスの機会を失ってしまいます。

情報漏洩や改ざんのリスクが増大!

ホームページの裏側で動いているシステム(例えばCMS※)やプログラムが古いままになっていると、セキュリティの「鍵」が古くなって、悪い人に狙われやすくなります。

しかも、
AIが爆速で進化している現代においては、
狙う側も爆速で進化してきます。

情報漏洩やサイトの改ざんなど、取り返しのつかない被害に遭うリスクがぐっと高まるんです。そもそもサイトが攻撃によってなくなってしまうなんてことも考えられます。
これはビジネスにとって相当な大きなマイナスです。

※CMS:コンテンツ管理システム(WordPressなど)。ホームページの知識がなくても、記事の投稿や修正ができるシステムのこと。

これらの問題は、問い合わせや購入につながるコンバージョン率(決定率)の低下や、会社の魅力が伝わらず優秀な人材を採用しにくくなるといった、具体的なビジネスの損失につながるんです。

今すぐできる経年劣化対策!

ホームページの経年劣化を防ぎ、いつでも元気な状態に保つためには、「継続的な手入れ」がとっても大切です。

作って終わりではなく、ホームページを「育てる」イメージです。

今すぐできる簡単な対策はこれ!

①こまめなサイトメンテナンスを計画する

リンクが切れてないかチェック

サイト内のリンクや他のサイトへのリンクが正しく表示されるか確認。
リンクチェッカーなど便利なツールもありますので、一個一個クリックして確かめる必要もありません。

当社でも、定期的に管理サイトのリンクチェックを行っています。

バックアップをちゃんと取る

万が一のトラブルに備えて、サイトのデータをコピーしておきます。

レンタルサーバーにはバックアップサービスが提供されていますので、これは必ず入っておくことをお勧めします。

WordPressで作っている場合は、プラグインでバックアップを取ることも可能です。サーバーバックアップと組み合わせるとさらに盤石になります。

誰が見に来てるかチェック

Googleアナリティクスなどのツールで、どんな人がサイトを見に来て、どこを見てるかを知ることで、改善点が見つかります。

AI発達によって、ハッカーも巧妙なボット(自動的にサイトを回遊するロボットプログラム)を作って攻撃してきます。どの国からのアクセスが多いか、数百単位の急なアクセス上昇がないかなどをチェックすることも大事です。

②情報が命!こまめな更新を計画する

商品やサービスの情報は最新に!

値段や営業時間など、お客さんが知りたい情報は間違ってると困りますよね。
常に最新の情報にアップデートしましょう。

WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を導入することで、更新のハードルがグッと下がります。

ブログなどで新しい情報を継続的に発信する

新しい記事を追加したり、古い記事を修正したりすることで、お客さんにも検索エンジン(SEO)にも、生成AI(AIO)にも「このサイトはちゃんと活動してるな」って思ってもらえます。

特にAIで検索するようになった現代では、
自社の体験や自社しか持っていない具体的な情報を
いかに細かく、計測して発信するかがAIに選ばれる鍵になります。

③セキュリティをもっと強くする

これやってないとアウト!SSL「https」の導入を導入する

あなたのサイトのURLを「http」から「https」に変えましょう。
これだけで、お客さんとのやり取りが暗号化されて安全になります。
httpsではないサイトは、ブラウザで危険なサイトとして警告が出るますので、
URLがhttpだったら早急に対策が必要です!

httpで通信をすると、盗聴のリスクがかなり高く、クレジットカードや個人情報が漏洩します

システムは最新版に

CMSや使っているプログラムは、常に最新のバージョンにアップデートすることが、セキュリティの穴をなくす一番の基本です。

④スマホで見やすく&使いやすくする

レスポンシブデザインにする

パソコンでもスマホでも、どんな画面サイズでも自動的に見やすい表示になるように設定しましょう。

確認方法は簡単、スマホで自分のサイトを見てみてPCのような表示だとアウト。

スマホの画面だったら、使いやすいかチェックをしてみましょう。

ページの表示を速くする

読み込みが遅いページは、画像サイズを小さくしたり、技術的な見直しをしたりして速くしましょう。

速度を調べるにはGoogleが提供しているPage Speed Insightが無料で使えて便利です。

Google Page Speed Insight → https://pagespeed.web.dev/?hl=ja

みんなが使いやすいか確認

文字の色と背景のコントラストは十分か、キーボードだけで操作できるかなど、高齢の方や障害のある方も含め、誰でも使いやすいか確認してみましょう。

もし、あなたのホームページが10年以上前に作られたまま…なんて場合は

お伝えした対策だけでは追いつかない可能性もありますので、サイト全体の「リニューアル」を検討するのも有効な手段です。

ただし、リニューアルする時は、検索順位が下がらないようにSEO対策に詳しい専門家に相談しながら進めるのがおすすめです。

まとめ

ホームページは、作って終わりではありません。

物理的なものと同じように「経年劣化」は避けられませんが、きちんと定期的に手入れをすれば、いつまでもあなたのビジネスを支える強い味方になってくれます。

経年劣化を放っておくと、企業イメージの悪化、お客さんの減少、セキュリティの危険など、ビジネスに深刻な影響が出てしまいます11。でも、定期的なメンテナンスや情報の更新、セキュリティ対策、使いやすさの改善を続けることで、これらのリスクを避け、かえってホームページの価値を高めることができます。

あなたのホームページは今、どんな状態ですか?
この機会にぜひ上記チェックリストで
ホームページの「健康診断」をしてみてくださいね!