「ブログのアクセスを増やしたいなら、トピッククラスターを作るといい」
そんな話を聞いて実践しようとしたものの、こんな疑問を感じていませんか?
「記事の中にリンクを貼りまくっているけど、これってただのリンク集じゃない?」
「内部リンクが多すぎると、かえって評価が下がるのでは?」
トピッククラスターは強力なSEO戦略ですが、やり方を間違えると「中身のないサイト」と判断されてしまうリスクもあります。
この記事では、トピッククラスターの正しい構造(キングとグループの関係)と、単なるリンク集にならずに「独自性」を出すためのポイントを解説します。
トピッククラスターとは?「キング」と「家来」の関係
トピッククラスターを一言で言うと、「特定のテーマについて、親記事と子記事をリンクでつなぎ、情報の塊(クラスター)を作る戦略」です。
イメージとしては、グループの中に一人の「キング(王様)」がいる状態を想像してください。

キング(ピラーコンテンツ)
そのテーマの「まとめ役」となるメイン記事です。「SEOとは」「キャンプの始め方」のような大きなキーワード(ビッグワード・ミドルワード)を狙います。広く浅く、全体像を網羅しているのが特徴です。
家来(クラスターコンテンツ)
キングを支える詳細記事です。「SEO ライティング コツ」「キャンプ 焚き火台 おすすめ」のような具体的なキーワード(ロングテールキーワード)を狙います。特定のトピックを深く掘り下げます。
この「キング」と「家来」を内部リンクで相互につなぐことで、検索エンジンに対して「このサイトはこのテーマについて詳しいぞ」とアピールできるのです。
失敗しない作り方:マインドマップでグルーピング
いきなり記事を書き始めるのではなく、まずは設計図を作ることが成功への近道です。
ここで役立つのが、Xマインド(XMind)やGitMindなどのマインドマップツールです。

手順は以下の通りです。
- キーワードを出し切る
まずは思いつく限りの関連キーワードを書き出します。
「ラッコキーワード」などのツールを使って、ユーザーが検索している言葉を拾い集めましょう。 - グルーピングする
出したキーワードを似たもの同士でグループ分けします。これが一つの「クラスター」になります。 - キングを決める
そのグループ全体を統括できるキーワードを選び、ピラーコンテンツ(キング)に設定します。 - 家来を配置する
残りのキーワードをクラスターコンテンツ(家来)として配置し、どの記事からどの記事へリンクを貼るか線を引いておきます。
こうして可視化することで、情報の漏れや重複(カニバリゼーション)を防ぐことができます。
「リンク集」になってない?独自性を出すポイント
トピッククラスターを作る際、最も注意したいのが「ピラー記事がただのリンク集になってしまう問題」です。
「これに関してはこちらの記事へ」「詳細はこちら」とリンクばかりを貼りまくっていると、読者や検索エンジンから「この記事自体には中身がない」と判断されてしまう可能性があります。
独自性を保ち、評価されるクラスターを作るために、以下の点に注意しましょう。

1. ピラー記事にも「十分な情報」を持たせる
ピラー記事(キング)は、リンクを案内するだけの目次ページではありません。
そのページを読むだけでも、テーマの全体像や結論が理解できるように書く必要があります。
例えば、「SEOの手法」というピラー記事なら、各手法の概要とメリット・デメリットを本文でしっかり解説した上で、「具体的な設定手順は個別の記事で解説しています」とリンクを添えるのが理想的です。
2. 内部リンクは「多すぎ」に注意
「3〜5記事へリンクを飛ばす」といった目安を耳にすることがあるかもしれません。
確かに、関連する記事への誘導は重要ですが、むやみにリンクを詰め込むのは逆効果です。
内部リンクが多すぎると、読者がどれをクリックすればいいか迷ってしまいますし、リンクジュース(SEOの評価パワー)が分散してしまうという考え方もあります。
「とにかく貼る」のではなく、「読者がそのタイミングで本当に知りたい情報か?」を基準に、厳選してリンクを設置しましょう。
まとめ
トピッククラスターは、サイトの専門性を高めるための有効な手段です。
- キング(ピラー)と家来(クラスター)の役割を明確にする
- Xマインド等で事前にキーワードをグルーピングする
- ピラー記事を単なる「リンク集」にせず、それ自体に価値を持たせる
- 内部リンクは関連性の高いものに絞って設置する
構造を整えることは大切ですが、最終的に評価されるのは「記事の中身」です。
リンクの先に読者の知りたい答えがあるか、常にユーザー目線で設計していきましょう。
