「X(旧Twitter)でnoteみたいなブログが書けるようになったって本当?」
「長文投稿機能とは何が違うの? noteとどう使い分ければいい?」
最近、Xのタイムラインで画像付きの長文記事を見かけることが増え、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、Xには「Articles(記事)」という、まさにブログのような機能が実装されています。
この記事では、Xの「記事機能」の特徴や追加された意図、そして既存のブログサービス「note」との決定的な違いと棲み分けについて、最新情報を基に解説します。
Xの「記事(Articles)」機能とは?
Xに追加された「noteのような機能」の正体は、「Articles(記事)」と呼ばれる機能です。2024年に一部の上位プラン向けにリリースされ、その後利用可能な対象が拡大されています。
主な特徴と機能
従来の「長文ポスト(最大25,000文字)」とは異なり、以下のようなブログ記事としての体裁を整えられるのが最大の特徴です。
- リッチなテキスト装飾:見出し(H1, H2)、太字、斜体、取り消し線、箇条書きなどが使用可能。
- メディアの埋め込み:記事の途中に画像や動画、GIF、他のX投稿を自由に配置できます。
- 専用の表示形式:タイムライン上では専用のカード形式(アイキャッチ画像とタイトル)で表示され、タップすると全画面の記事ビューアーが開きます。
- プロフィールへの固定:プロフィール画面に「記事」タブが追加され、過去の記事を一覧で管理できます。
誰が使えるの?
この機能は、X Premium(有料プラン)以上の加入者が利用できます。
当初は最上位の「Premium+」限定でしたが、2026年時点では通常の「Premium」プラン加入者にも開放されており、より多くのユーザーが情報発信に活用できるようになっています。
なぜXは「ブログ機能」を追加したのか?
Xが単なる短文SNSの枠を超えて、ブログ機能を強化している背景には、主に3つの意図があります。
- プラットフォーム内での完結(離脱防止)
これまで長文コンテンツを読んでもらうには、noteや個人ブログなどの外部サイトへ誘導する必要がありました。しかし、外部へのリンクはクリックされにくい傾向があります。
記事機能を実装することで、ユーザーを外部に逃がさず、Xの中だけでコンテンツ消費を完結させる狙いがあります。
- 「スーパーアプリ化」の一環
イーロン・マスク氏はXを、決済、通話、動画、そして出版(記事)まであらゆる機能を備えた「Everything App(スーパーアプリ)」にすることを目指しています。記事機能はその重要なピースの一つです。
- クリエイターの収益化支援
質の高い長文記事を書けるクリエイターをX内に留め、サブスクリプション機能などと組み合わせて収益化してもらうことで、プラットフォームとしての価値を高めようとしています。
「Xの記事機能」vs「note」徹底比較と棲み分け
「結局、Xの記事機能とnote、どっちを使えばいいの?」という疑問に対し、それぞれの強みとおすすめの使い分け方を整理しました。
| 比較項目 | X Articles(記事機能) | note |
|---|---|---|
| 拡散力 | 非常に高い (アルゴリズムで拡散されやすい) | 中〜低 (SNSでのシェア頼み) |
| SEO(検索流入) | 弱い (Google検索にはヒットしにくい) | 非常に強い (ドメインパワーが強い) |
| コスト | 有料(Premium加入必須) | 無料から可能 |
| 資産性(ストック) | フロー寄り (過去記事は埋もれやすい) | ストック寄り (過去記事も読まれ続ける) |
| 読者層 | 既存のフォロワー中心 | 検索ユーザーやnote会員 |
おすすめの棲み分け戦略
それぞれの特性を活かした「使い分け」が正解です。
X Articlesが向いているケース
- 「今」話題のニュースに対する解説や意見(速報性が重要)
- フォロワーに向けた濃いノウハウの共有
- Xのアルゴリズムに優遇された状態で、インプレッション(閲覧数)を稼ぎたい場合
noteが向いているケース
- 長く読み継がれる普遍的なノウハウやエッセイ
- Google検索からの新規流入を狙いたい場合
- ポートフォリオとして記事を整理して見せたい場合
- 課金せずに無料で長文発信を始めたい場合
まとめ
Xに追加された「Articles(記事)」機能は、noteのようなブログ執筆が可能になる強力なツールです。
- 機能:見出しや画像挿入が可能な本格的なブログ機能
- 条件:X Premium(有料プラン)への加入が必要
- 使い分け:拡散と速報性なら「X Articles」、検索流入と資産性なら「note」
すでにX Premiumに加入している方は、外部サイトへ誘導するよりも、Xの記事機能を活用した方が多くの人に読まれる可能性があります。まずは一度、X上で記事を書いてみてはいかがでしょうか。
