こんにちは!
「AIって便利そうだけど、うちみたいな中小企業には関係ないかな…」
なんて思っていませんか???
GoogleWorkspaceやMicrosoft 365など、すでに使っているサービスにAIが組み込まれることで、実はもうAI活用の未来はすぐそこまで来ています。
今回は、そんな「社内情報からAIがつくられる未来」について、わかりやすく解説していきます!
目次
あなたの会社の情報がAIになる3つのステップ
ステップ1:すでに使っているクラウドサービスが「AIの脳みそ」になる

すでに多くの企業が使っているGoogle WorkspaceやMicrosoft 365。
これらのサービスに搭載されたAI(GoogleのGeminiやMicrosoftのCopilot)は、会社のドキュメント、メール、チャット、カレンダーなど、さまざまな社内情報を学習し、まるで「AIの脳みそ」のように機能するようになっていきます。
注意:残念ながら2024年8月現在、AIは搭載されていますが、LLM化はされていません。ただしGoogleドライブでは、RAGを搭載したGeminiが利用できます。
例えば、2020年4月。office masuiでは、Google Workspaceを導入していたことで、リモートワークへの移行がスムーズでした。
この事例のように、既存のクラウドサービスは、新しい技術を導入する際の土台として非常に強力な役割を果たします。
ステップ2:社内情報をLLM化して独自のAIを作る
「LLM化」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、要は「大量のテキストデータをAIが理解できる形にすること」です。
Google WorkspaceやMicrosoft 365のAI機能は、あなたの会社の膨大な社内情報を自動的に学習し、整理してくれます。
これにより、社員は「あの資料ってどこだっけ?」と探す代わりに、「○○についての要約を作成して」とAIに尋ねるだけで、欲しい情報を瞬時に手に入れることができるようになります。
現在でもLLM化はされていませんがドライブ内でGeminiが使えます
試しにGoogleドライブのGeminiに
「office masuiの法人番号は?」と質問しました。

するとドライブ内の情報からしっかり返答してくれます。
中小企業こそAI導入を加速させるチャンス
Google WorkspaceやMicrosoft 365のような、すでに日常業務で使っているサービスにAI機能が組み込まれることで、中小企業でもAI導入のハードルはぐっと下がります。
高額な費用をかけて一からAIシステムを開発する必要はなく、
既存のクラウドサービスの利用料だけで、
社内情報を活用した独自のAIが作れる時代がすぐそこまで来ています。
office masuiがGoogle Workspaceを導入していたことでリモートワークにスムーズに対応できたように、既存のクラウドサービスを最大限に活用することが、これからのAI時代を乗り切るカギになるでしょう。
今後選択が迫られるのは、「どのクラウドサービスを社内導入するか」となります。