ブログやウェブサイトを運営していると、「この記事は誰が書いたのか」を明確にすることが重要だと耳にすることがあると思います。その際によく話題に上がるのが「オーサータグ(<meta name=”author”>)」です。
「設定するとどういうロジックで著者のオーソリティー(権威性)が担保されるの?」「そもそも本当にあったほうがいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、オーサータグの役割や、著者の権威性を示す仕組み、そして設定しておくべき理由について分かりやすく解説します。
オーサータグ(authorタグ)とは?
オーサータグとは、HTMLの<head>要素内に記述するメタデータの一つで、そのウェブページや記事の著作者名を示すものです。
ブラウザや検索エンジンに対して、「この記事は誰が作成したのか」という情報を、機械が読み取りやすい(機械可読な)形式で伝える役割を持っています。
どういうロジックで著者のオーソリティーを担保するのか?
「オーサータグを入れれば、すぐに権威性が上がる!」という単純な魔法のタグではありません。では、どのようなロジックで著者のオーソリティー(権威性)に関わってくるのでしょうか。
1. 検索エンジンに対する明確な「宣言」

検索エンジンのクローラーは、ページ内のテキストを読み取りますが、それが単なる本文なのか、著者名なのかを正確に判別するのは難しい場合があります。オーサータグを使用することで、「このコンテンツの責任者・著者はこの人です」と検索エンジンに対して明確に宣言することができます。
2. 著者情報とコンテンツの紐付け

一般的な考え方として、検索エンジンは「誰が書いた情報か」を評価の基準の一つにしていると言われています(いわゆるE-E-A-T:経験、専門性、権威性、信頼性)。オーサータグによって著者名を機械可読な形で提供することで、検索エンジンがウェブ上の他の情報(その著者のSNSや他の執筆記事など)と紐付けやすくなり、結果として著者のオーソリティーを正しく評価する手助けになると考えられています。
オーサータグがあったほうがいい理由
結論から言うと、オーサータグは設定しておいたほうが良いと言えます。その主な理由は以下の通りです。
- 情報の透明性と信頼性の向上:読者だけでなく、検索エンジンに対してもコンテンツの出所を明らかにできます。
- 機械可読なデータとしての価値:ページ内に名前を書くだけでなく、メタデータとして設定することで、システム側が著者情報を正確にピックアップしやすくなります。
- 拡張タグとの組み合わせ:著作者を示す author だけでなく、コンテンツの作成者(creator)や発行者(publisher)といった関連メタデータと組み合わせることで、より詳細な情報提供が可能です。
オーサータグの正しい設定方法と注意点
オーサータグの設定方法は非常にシンプルです。HTMLドキュメントの<head>要素内に、以下のように記述します。
<meta name=”author” content=”あなたの名前やライター名”>
設定時の注意点
- content属性は必須:name=”author” を指定した場合、必ずセットで content 属性(著者名)を含める必要があります。
- 配置場所:必ずHTMLの <head> 要素内に配置してください。
- 過信は禁物:オーサータグはあくまで「著者名を示すメタデータ」です。これだけでSEOの順位が劇的に上がるわけではないため、ページ上に著者のプロフィールや専門性を示す情報を併記することが一般的な考え方として推奨されます。
まとめ
オーサータグ(<meta name=”author”>)は、検索エンジンに対して「この記事の著者は誰か」を機械的に分かりやすく伝えるための重要なタグです。
タグ自体が直接的に権威性を生み出すわけではありませんが、検索エンジンが著者とコンテンツを正しく紐付けるための「ロジックの入り口」として機能します。サイトの信頼性を高め、著者の情報を正確に伝えるためにも、ぜひ設定しておくことをおすすめします。
