Googleアナリティクスで把握するべきポイント – 集客編

2022年2月10日

前回の記事ではGoogleアナリティクスで把握するべきポイント – オーディエンス編をお届けしました。

今回は集客編となります。

前回のオーディエンス編をご覧になりたい方は以下のページをご覧ください。

Googleアナリティクスで把握するべきポイント – オーディエンス編

前回のおさらい

Google アナリティクスで把握するべきポイントは以下の3つとなります。

  • アクセス数をチェックする”オーディエンス”(ユーザー)
  • どの様な方法でサイトにアクセスしたかチェックする”集客”
  • サイト内のどのページを閲覧しているかチェックする”行動”

上記の項目で様々な数値をみることが可能です。


引用:よく耳にするGoogle アナリティクスってなに?

各項目のアクセス解析と改善を繰り返し、ユーザーにとって使いやすく成約率の高いサイトづくりがサイト運用の成功ポイントとなります。

オーディエンスについて詳しく知りたい方は以下の記事をごらんください。

Googleアナリティクスで把握するべきポイント – オーディエンス編

今回はどの様な方法でサイトにアクセスしたかチェックする集客について解説いたします。

Google アナリティクスの集客について

集客とはユーザーがサイトにどこからアクセスしたかを確認することができる項目です。

ユーザーがサイトに訪問する方法は様々で、

  • 自然検索
  • SNS
  • 他サイトからのリンク
  • 広告

などから訪れる場合があります。

この様なアクセス方法を把握することで、自社で行った施策の効果を確認することができ、サイト改善のヒントを得ることができます。

オーガニック検索

サイドバーの「集客」から「全てのトラフィック」そして「チャネル」をクリックします。

設定した期間にユーザーがどこから来ているのか確認できます。

ここで表示されるチャネルは以下の種類に分類されます。

  • Organic Search:自然検索
  • Direct:直接流入
  • Referral:別サイトからの流入
  • Social:SNSからの流入
  • Email:メールからの流入
  • Paid Search:有料広告からの流入
  • Other:その他の流入

SEO対策の観点から見ると検索結果からの流入を意味するOrganic Searchが特に重要となり、Organic Searchが増えていればSEO対策が成功していると言えます。

参照元/メディア

「集客」から「すべてのトラフィック」そして「参照元/メディア」を開くと各ドメインが表示される様になります。

ここでは上記のチャネルをさらに詳しく知りたい時にみるページです。

トラフィックの増減があった時に確認しましょう。

参照元とはトラフィックの流入元、たとえば検索エンジン(google など)やドメイン(example.com)を指します。メディアとは、参照元の一般的な分類、たとえばオーガニック検索(organic)、クリック単価による有料検索(cpc)、ウェブサイトからの紹介(referral)などです。 参照元 / メディアは参照元とメディアという 2 つのディメンションを合わせたディメンションです。参照元 / メディアはたとえば google/organic、example.com/referral、newsletter9-2014/email のようになります。

引用元:引用元:アナリティクスヘルプ 参照元メディア

流入キーワード

流入キーワードを確認したい場合は「集客」から「キャンペーン」そして「オーガニック」で検索が可能ですが、現在のWEBサイトのSSL化の波により、“not provided”と表示されるようになり、ほぼ確認できなくなってしまいました。

流入キーワードを知りたい方はGoogle サーチコンソールから確認することをオススメします。

またサーチコンソールとアナリティクスを連携し、アナリティクス内で確認する方法もあります。

まとめ

今回はGoogle アナリティクスの集客について解説していきました。

集客ではユーザーがどこから訪れたか、どのサイトから来たのかを把握することができ、SEO対策を行ったり、広告を出す施策を行った際に必ずチェックしておきたい項目です。

サイト運用に是非ご活用ください。

次は「Googleアナリティクスで把握するべきポイント – 行動編」でお会いしましょう。