バックアップの必要性とは？

  • HP運用
  • セキュリティ
    • 2022年9月23日

    普段から使っているスマホやパソコンでも「バックアップ」を取ることは重要です。

    バックアップを取っておかなければ、データが破損、紛失した際に復元ができません。

    反対に言えば、バックアップさえ取っておけば、有事の際にもデータが復元できるため、慌てることがないのです。

    この記事では、ホームページ運用におけるバックアップの重要性についてお伝えします。

    そもそもバックアップとは？

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    コンピューターの世界において、バックアップは「データの破損などに備えて保存しておく予備データ」を指します。

    普段からパソコンやスマホでもデータを多く取り扱っていると思います。その中でも失いたくないデータはバックアップを取られているのではないでしょうか。

    特にホームページとなると、インターネット上での会社の顔になるわけですから、起こり得るリスクを回避するために備えておく必要があります。

    バックアップが必要な場面として考えられるのは以下です。

    • 誤ってデータを削除してしまった
    • ウイルス被害
    • レンタルサーバーの契約期間切れ
    • 落雷など天災によるハードディスクへの障害

    人為的ミスではなくても、インターネットやコンピューターを使用している以上、起こり得るリスクは様々です。

    これらのリスクに備えて、バックアップを取っておく必要があります。

    ホームページに関するバックアップ

    ホームページに関して、バックアップしておくべきデータは主に以下になります。

    • レンタルサーバー、ドメイン、ホームページ管理画面などのログイン情報
    • ホームページ自体のデータ

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    各種ログインデータ

    レンタルサーバーやドメインは、ホームページを存続させるために不可欠です。これらが消失すれば自然とホームページも消失します。

    意外と見落としがちですが、サーバーやドメインにログインするための情報は必ずバックアップを取っておきましょう。

    多くの場合、パソコン内にログイン情報をまとめ、そのままログインできるようにされていると思いますが、それだけでは不安が残ります。

    セキュリティ管理がされているメモアプリを使う、紙にメモしてセキュリティの確かな場所にしまっておくなど、リスク分散しておきましょう。

    ホームページのデータ

    ホームページのデータはこまめにバックアップを取っておく必要があります。

    ホームページのデータが消えれば、当然ですがホームページは閲覧できなくなりますよね。そのような事態に陥ってしまうと、機会損失はもちろん、顧客の信用問題にも関わります。

    サーバー上にバックアップを取っておくことはもちろんですが、加えてローカル環境（パソコン内）にもバックアップを取っておき、万が一に備えましょう。

    バックアップしないとどうなるの？

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    上述しましたが、もし何らかの理由でホームページが閲覧できなくなれば、機会損失だけでなく、ブランドや自社の信頼性にも関わります。

    例えばECサイトやブランドサイトの場合は、さらに大きな損害になるでしょう。

    もしそうなった時にバックアップを取っていなければ復旧ができず、新しくサイトを作るしかなくなります。

    そうなればまたサイト制作費用がかかり、損害はさらに膨れ上がります。

    次項では、実際に弊社にいただいたご相談事例をご紹介します。

    自社サイトのドメインを変更しようとして失敗

    自社サイトのドメインを変更しようとしてサーバー上のデータを移管しようとしたところ、何らかの理由によりデータが消失したとのことでご相談いただきました。

    元フォルダにもデータが残っておらず、どうにかならないかということでしたが、サーバー内のデータを確認したところ、ホームページ内部のデータが全て上書きされており復旧は難しい状態でした。

    結局このお客様は新しいサイトを作ることになりました。

    サーバー内のデータを直接触る場合は、必ずバックアップを残しておきましょう。

    レンタルサーバーの有効期限が切れてしまいサイトが消失

    お客様が契約されていたレンタルサーバーの契約自動更新機能がオフになっており、期限切れになっていることに気づかないままサーバー上のデータが消失した事例です。

    バックアップを取られていなかったので、弊社ではどうすることもできず、こちらも新しいサイトを作ることになりました。

    契約しているレンタルサーバーやドメインに関しては、契約状況や支払い方法をしっかり把握・管理しておきましょう。

    そしてサイト公開時点で必ず一度バックアップを取っておくと安心です。そうすればもしもの事態でも一から構築する必要はなくなります。

    まとめ

    今回はバックアップの重要性について解説しました。

    この記事ではホームページに限った話でしたが、それ以外でも仕事で使用する重要なデータは必ずバックアップを取っておきましょう。

    インターネットを使う上でリスク回避は重要です。損害が大きくならないよう、バックアップをとる習慣をつけておくと安心ですよ。

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